「見つけてくれてありがとう」
「日本人になりたいんじゃない、日本人なんです」
──フィリピンのリナパカン島。
電気も水道もない“最後の秘境”に、日本人として生まれながら「日本人として扱われなかった」女性たちが、80年以上も静かに息を潜めて生きていた。
🇯🇵 戦争が奪った“父の祖国”と日本国籍
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ウエハラ・パムフィラさん(86)
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トミコさん(83)
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トヨコさん(80)
彼女たちは戦前に日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれた残留日本人2世。
だが、戦争の混乱で父は姿を消し、日本国籍も取得できず「無国籍」として取り残された。
「父が迎えに来る夢をずっと見てた」
「日本人として生まれたことに後悔はない」
💔国籍なき人生――「日本人じゃない」と言われ続けて
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父の名は「ウエハラ・メイトク」
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戦争中、日本兵に連行されたまま帰らず
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フィリピンのゲリラによる報復を恐れ、名乗ることも許されなかった
それでも、彼女たちは“日本人”としての誇りを失わなかった。
🧬 ついに…奇跡の国籍回復!
NPO法人の支援によって、三女トヨコさんの出生証明書がマニラで発見。
そこに記されていたのは「Japanese」の文字と、父の名「UEHARA MITOKU」。
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日本の家庭裁判所に就籍申請
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ついに国籍回復が認められた!
「やっと…父に会えた気がする」
姉2人の書類は未発見だが、DNA鑑定を通じて姉妹の血を証明し、国籍を取り戻す戦いは続く。
😭 そしてもう一人の「日本人の娘」──モリネ・エスペランサさん
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父の名は「モリネ・カマタ(蒲太)」
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沖縄出身、髭がトレードマークの漁師
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彼女の言葉:「父が日本人だから、私も日本人」
調査の末、沖縄で“蒲太”と一致する記録を発見。
生き別れた父の弟の子孫とも連絡が取れた。
今、過去と未来がようやく繋がり始めている。
🇯🇵 日本政府、ようやく動く──総領事が島へ
2025年5月、在フィリピン日本国大使館の花田総領事が島を訪問。
「今日まで訪問しなかったことを心からお詫びします」
「国籍回復に全力で支援します」
歴史の闇に取り残された人々へ、国家がようやく差し伸べた手。
💬 ネットの声(想定)
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「こんな大事なこと、初めて知った」
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「涙止まらん…忘れちゃいけない歴史」
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「国が動くの遅すぎるやろ」
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「この人たちこそ、本物の“日本人”やで…」
✊ 私たちは、彼女たちを「忘れてはいけない」
「日本人として生まれ、日本人として死にたい」
「父の祖国に、認めてほしいだけなんです」
彼女たちが求めたのは、お金でも、名誉でもない。
ただただ、自分の存在を“父の国”に証明したかっただけ。
戦後80年。
ようやく始まった「名もなき帰還」──
この声を、もう二度と置き去りにしてはならない。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900007102.html?page1
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